セドリック・ブライダルのある生活

    オーテックジャパンが製作した、限定車「日産セドリック・ブライダル(QJY31改)」を、日常生活で自家用に使うオーナーのページです。ブログと云うより、ホームページです。

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    LPG車の実用性

    LPG車なのだ!】LPG車の実用性
    日産・セドリックブライダル・LPG車
    ここでは、LPG車を、実際の生活で使ってどうか?と言った事をご紹介します。

    よく聞かれる質問のベスト3に入るのが、別項の「車検は普通に出来るの?」で、次に「燃料スタンドはあるの?」です。他に、「ガソリン車との違いは?」なども聞かれます。

    日常生活で使うにあたって、気付いたことを書いてみました。

    経済性については、別項の「LPG車のメリット」を、車検については、「LPG車の車検」ご参照ください。(リンクをクリックすると別頁で開きます)


    【燃料スタンドは?】
    これは、まず聞かれます。「LPガスはどこで入れるの?」、「あんまり無いんじゃない?」。

    答えは、「スタンドは結構あります」

    判りにくいと云うか、知らないと云うか、気が付かないと云うのが近いかもしれません。

    LPガススタンドには、「LPガス」とはあまり書いていなくて、「オートガス」と書いてある為です。
    逆に、「LPガス」と書いてあるのは、家庭用のプロパン屋さんの場合があり、自動車用を扱っていない場合があるのです。

    また、線路脇や路地を少し入ったところなどにあったりして、あまり目立たない場所にあったり、ガソリンスタンドのように赤々とした派手な装飾看板が出ていないので、気付きにくいというのもあります。

    しかし、LPガス普及協会によると、全国に3,500箇所も存在するそうです。
    高速道路にも、静岡県あたりのSAに充填所があるそうで、一応東京-大阪間を高速を下りずに、完走できるようにもなっているそうです。

    場所が判りにくい例で云えば、LPガススタンドが、「タクシー会社の敷地内」と言う場合もあります。
    大阪ですと、国道171号線沿いに、「八光」と云うLPスタンドが何軒かありますが、そのうちの一つは、タクシー会社の車庫と共存していて、車庫の奥にスタンドがありました。

    確かにガソリンスタンド程は溢れ返っていませんが、不自由が無いぐらいには十分にあります。
    特に都心では、24時間営業もたくさんあります。昨今は、タクシーが24時間走っている為です。
    日産・セドリックブライダル・LPG車
    【一回の充填でどれぐらい走れる?】
    燃料補給の心配がそれほど無い理由の一つに、航続距離の長さがあります。

    ブライダルセダンなど、セドリック営業車の場合、96リッタータンクの85パーセント(約81リッター)まで充填が出来ます。

    満タンですと、燃費がリッター8キロとして、648km、長距離を走るとリッター10km/Lぐらい走りますので、810km走れるのです。
    普通の日帰り旅行なら、たいてい500km以内で終わりますから、例えば近畿圏内なら無給油で帰ってこられるわけです。
    ですからそれほど心配は要りません。

    どうしてもそれ以上走る場合には、事前にWebで調べたりします。
    また、LPガス自動車普及促進協議会と言うところが、「全国LPガススタンドマップ」と云う地図帳を発行していますので、それを入手すれば安心です。

    但し、地域によっては夕方ぐらいで閉店するスタンドもあるそうですから、都会から離れる場合は調べておいた方がいいでしょうけれど、わたしは結構日帰りその他で旅行をしますが、そのような場面に出会ったことは、まだありません。

    ただ、もしガス欠すると、ガソリンのように携行缶で足すなんてことは出来ませんから、レッカー車で移動する他に方法が無さそうなので、余裕を持った運行プランで走りましょう。

    日産・セドリックブライダル・LPG車

    【冬のエンジン始動性について】
    これは、ちょっと昔のLPガス車をご存知の年配の方によく聞かれる質問です。
    冬場の冷えた状態からエンジンを掛けるのに、少し掛かりにくいと云う話です。

    これについては、キャブレター方式のLPガス車の場合は、今でも若干掛かりにくいと云うのはあります。
    また、最悪の場合、気化器で燃料が凍ると云うことも無きにしもあらずです。

    ただ、わたしは雪の日の明け方(気温零度以下)でもそのような事態になったことはありません。
    少しだけコツを知っていれば大丈夫なのです。

    【キャブレター車の冬場のエンジンの止め方と掛け方】
    冬場、キャブレター車の場合は、エンジンの「止め方」にコツがあります。
    LPガス車には、運転席に燃料の「ON/OFF」スイッチが着いています。
    次にエンジンを始動するのが真冬の早朝と云う場合には、最後にエンジンを止めるときに、キーをOFFにせずに、燃料スイッチをOFFにして、燃料がカットされて、気化器の燃料が空になって自然に停まるのを待ちます。
    こうすることで、気化器に残った燃料を空にしておくのです。

    そして、冷間時にかける時には、キーをひねって2秒ほどクランキングしながら、燃料スイッチをONにします。
    すると、タンクから新しい液化状態の燃料が送られてきて、気化器に入りますので、凍りつかずにエンジンが始動できます。

    一発で掛からない場合は、ON/OFFを2,3回繰り返すと、掛かります。

    この方法が必要なのは、気温が氷点下の時ぐらいですから、都会ではそうそう毎回あることでは無いでしょう。

    また、最近のLPガス車はLPIと云うインジェクション方式のものがありますので、それならもっとこの問題は無いと思われます。(下記の画像の赤い丸のスイッチが燃料ON/OFFスイッチ)
    LPGカットオフスイッチ
    また、大阪の場合ですと11月頃を境に、燃料自体が冬仕様に変わります。
    ブタンの量を調整して、冬場でも始動性や点火が良い配合に替わるそうですから、この時期に出来るだけ燃料タンクを空けてから満タン充填すれば、さらに始動性の問題は避けられます。

    まぁ、気にするレベルでは無いというのが、わたしの感想です。


    【ガス爆発しないのか?】
    この質問は、たまに出ます。

    プロパンガスですから、不用意に漏れたりしたら引火すると爆発はします。
    その昔、昭和40年代にタクシーLPG車が導入された頃には、ガス漏れによる爆発事故はあったそうです。
    タンクはトランクルームの後部座席の後ろに搭載されていますが、これが漏れていて、知らずに乗客がタバコに火をつけたら「ドーン!」と云う事故はあったそうです。

    但し、当時はLPガススタンドが少なくて、長距離の行き先になる場合は、助手席に予備の小型ガスタンクを積んで走っていたそうですから、それが漏れたとも考えられます。

    しかし、現在は、LPガスタンク自体がとても安全に造られていて、密封検査も厳しく行われています。
    ケースは、しばらく火中に放り込んでもすぐには爆発しないぐらい頑丈なものだそうで、タンクの口には、安全装置が着いており、強い衝撃が加わると、タンク自体の安全弁が作動してガス漏れを防ぐそうです。

    ちなみに、ガソリン車のガソリンタンクをご存知でしょうか?外してみたり、持ってみたり、真っ二つにしたところをご覧になったことはありますでしょうか?
    わたしは、どれも経験があります。
    最近は、簡単に凹まないような樹脂製タンクが主流だそうですが、少し前の90年代頃までの乗用車のタンクは、1mm厚も無いぐらいのスチールプレス鋼板で出来ており、これは追突事故などでグシャグシャに壊れると、簡単に穴が開きそうな強度のものです。
    また、車体の燃料ラインや外付け式の電磁ポンプなどと、このタンクを繋いでいるのは、ただの耐油ゴムホースです。
    これがちぎれて燃料が散乱している事故現場も何度か見たことがあります。
    自動車のガソリンタンクとは、意外とそういうものなのでした。

    LPガス車の燃料タンクは、少なくともこのようなガソリンタンクよりは、遥かに分厚く、強度も安全面も高いと云えます。

    ですから、LPガス車の燃料タンクが破損して云々となるぐらいの事故であれば、ガソリンタンクはもっと酷いことになっている可能性が高いと思います。

    日産・セドリックブライダル・LPG車

    【非力じゃないのか?】
    これもたまに聞かれます。
    Y31型セドリックLPG営業車に積まれるエンジンは、NA20P型と云う4気筒OHC 1,980ccが主流です。
    他に、6気筒もあります。

    4気筒のNA20P型で、大体85馬力です。車体重量は、重い屋根を積んだブライダルセダンで、車両総重量1,710kgです。
    パワーウエイトレシオは、20.1kg/馬力あたりですから、確かに余裕のある馬力とは云えませんが、日本の法定速度の領域では、十分に走ります。
    山坂道も、ターボ無しの軽自動車よりは遥かにトルクがあり、グイグイ登ります。

    高速道路は、80km/h~90km/h巡航なら、じつに快適です。100km/hでも十分走れます。
    余裕的には120km/hぐらいまででしょうか。それ以上はちょっとキツいかもしれません。
    エンジンと云うよりも、むしろタクシー専用タイヤの方に先に限界が来ます。今どきのラジアルでスタンディングウェーブ現象なんて起きないとは思いますが、100km/hを超えると何となく不安定になります。

    つまり、普通に走る分には何ら問題は無いと云うレベルです。

    日産・セドリックブライダル・LPG車

    【その他、トラブルは?】
    この質問も、あります。
    LPG車と云うと、よほど特殊と云うか得体の知れない機械が載っているイメージがあるのかもしれません。

    しかし、LPガス車のエンジンと云うのは、ガソリン車のエンジンを基本にしていて、キャブレターの前に、「LPガスを、液体から機体に返還する装置」が着いていることぐらいしか、違いはありません。
    (ベーパーライザーと云う機械です。)

    後は、「LPG車のメリット」をご覧ください。
    特に、セドリック営業車は、営業車と云う性格もあり、普通のガソリン車よりもトラブルフリーで長持ちします。

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