セドリック・ブライダルのある生活

    オーテックジャパンが製作した、限定車「日産セドリック・ブライダル(QJY31改)」を、日常生活で自家用に使うオーナーのページです。ブログと云うより、ホームページです。

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    ルーフドアの秘密~ブライダルセダンたるゆえん~

    【徹底解剖!セドリック・ブライダルセダン!】
    ルーフドアの秘密
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプおまちかね。セドリック・ブライダルセダンの「ブライダル」たる所以である「ルーフドア」の秘密を公開します。

    このブライダル・セダンには2種類あって、ノーマルのセドリック営業車と同じ形状の屋根にドアが着いた「Aタイプ」と、ノーマルと比べて10cm程屋根が高く「ハイルーフ」になっているのが、ここに紹介する「Bタイプ」と云う形状のブライダルセダンです。

    写真の「横綱」に深い意味はありません。ハイ。




    ■オーテックジャパン製の限定モデル
    オーテックジャパンのステッカー(旧ロゴ)ブライダルセダンは、日産の特装車部門が独立して出来た会社「オーテック・ジャパン(Autech Japan)」が、1987年、1999年、2002年の3回製造しました
    (出展:オーテックジャパン年表:株式会社オーテックジャパン くるまのあゆみ(現在は閉鎖)

    一回の生産台数は、300台と云われていますから、全部で1,000台未満と云うことになります。
    タクシーの車両入れ替えの時期に合わせて造られたのかもしれません。

    1987年には、グロリアのブライダルも生産されたようですが、87年はY30からY31へモデルチェンジした時期でもあり、どちらがベースかは不明です。


    ■外観1
    日産・セドリック・ブライダルセダン・BタイプBタイプは、ハイルーフなので、外観でもすぐに見分けがつきます。Aタイプは、標準ルーフなのでよく観ないと屋根にドアがあるかどうかはわかりません。
    屋根もドア部分もスチール製で、ユニシアジェックス製の油圧ダンパー一本で支えられていますが、とてもしっかりとした造りで、さすがはメーカー直系の質を感じる造りです。
    その分、開閉に重量感はあります。

    水周りもしっかりとしており、10年以上、23万キロを超えても雨漏りはありません。


    ■外観2
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプルーフドアは、屋根の中央よりもやや大きく、50度近く開きます。開ききるまで途中で止めたりは出来ません。

    そして要注意なのが、運用に於いて必ず以下の手順を守ること。
    <開くとき>
    1.後席ドアを開く。
    2.ルーフドアを開ける。
    <閉じるとき>
    1.ルーフドアを閉める。
    2.後席ドアを閉める。

    Y31セドリック営業車は、プレスドアなので、この順序を間違うと、特に締める時にドアを壊すばかりか、手を挟むと相当危険なことになります。


    ■ルーフドアの内張りを観る。
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプルーフドアは、内張りまでとてもしっかりと造られています。
    天井と同じ素材の内張りが貼られ、他のドアと同じ形状のドアハンドルと、持ち手が着いています。
    持ち手は、内側から開けるのではなく、外から運転手がそっと開けるためのものです。

    油圧ダンパーは、しっかりとドアを支えますが、閉めるときの残り20cmぐらいのところで油圧の力が解放されますので、手でしっかりと支えながら閉めないと、重いドアがドンと閉まり危険です。

    プロの手による運用を前提にしたものですので、一般向けのような二重、三重の安全装備はありません。


    ■ルーフドアを内側から観る1
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプルーフドアを閉めて、内側から見ると、とてもしっかりと造られているのが判ります。
    ハイルーフの天井は、セダンにしてはかなり開放感があり、後席の住人にも好評で、この形状を利用して、介護タクシータイプもあるようです。そちらは後席の一部が後ろドアと連動して外側に回転するようになっています。
    高齢者の標準的な身長なら、ルードアを開ければ中で一旦立つ事も可能です。

    ルーフだけ開けることはありませんが、室内灯はルーフドアとも連動しています。


    ■ルーフドアの内張りを観る2
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプ(室内側)ドアの仕組みは、他のドアと同じなので、いわゆる「半ドア」状態もあります。
    その場合、室内灯が警告灯代わりになるのと、他に安全装置が着いています。
    エンジンが掛かっていて、ステッキ型のサイドブレーキレーバーを解除すると、ブザーが鳴ります。

    ルーフドアの半ドアは、見た目ではわかりづらいので、最初何のブザーか判らなくて戸惑いました。


    ■すべては、特別なパセンジャーのために。
    日産・セドリック・ブライダルセダン・Bタイプ(QJY31改型 - 2001年)他ページにも記述の通り、ルーフドアは、角隠しを纏った花嫁さんを、美しいままお運びするための特別装備です。
    そのため、あくまでもプロの中でもベテランの優秀なドライバーの手によって運行される自動車を前提にしています。

    先行して、タクシー会社が町工場で改造した「ブライダルカー」が世に出回っていましたので、ボディ剛性や、ドアそのものの造りにおいて、メーカーは、特に気を使って創ったのではないかと思います。
    それほど質の高い創りをしており、天下の特装車メーカー、オーテック・ジャパンの名に恥じないものでした。

    特別状況で使われる特別なクルマではありますが、赤ん坊を奥側のチャイルドシートに載せる時や、高齢の母親を乗せるときにも、このルーフドアはとても重宝しています。

    オマケですが、高速道路の走行車線を走っていると、別の意味の特別車両と間違われることがあり、追い越し車線を飛ばしてきたクルマが、このクルマを抜く前に、一旦後ろで減速することもしばしです。

    この屋根からは、レーダー波も赤い回転灯も出てきませんのでご安心を!

    | 徹底解剖!ブライダルセダン! ルーフドアの秘密 | 19:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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