セドリック・ブライダルのある生活

    オーテックジャパンが製作した、限定車「日産セドリック・ブライダル(QJY31改)」を、日常生活で自家用に使うオーナーのページです。ブログと云うより、ホームページです。

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    LPG車の装備~ガソリン車とちょっと違うあれこれ~

    LPG車なのだ!】
    LPG車の装備

    LPG燃料カットオフスイッチ】
    LPGカットオフスイッチLPG車には、エンジンへの燃料供給を任意に止めることが出来るスイッチが着いています。
    これは、特に冬場などに配管内で燃料が凍ってしまうのを防ぐためです。

    冬場の冷間始動が苦手なLPG車ですが、このスイッチを使うことで比較的簡単に始動することが出来ます。
    1.エンジン停止時に、燃料スイッチをOFFにして、燃料供給が無くなって自然にエンジンが止まるのを待つ。
    2.冷間始動時には、まずキーをひねってセルモーターを2秒ほど回す。
    3.セルを回している間に燃料スイッチをONにする。
    と云う手順で、燃料凍結を防止し、朝掛けの一発目でもちゃんとエンジンスタートが出来る様にしています。


    ■LPガススタンドでタクシーがトランクを開けているワケ
    フューエルリッドオープナーオートガススタンドに停まっているタクシーがトランクを開けているのを見たことがあるかもしれません。

    これは、わたしもLPG車に乗って初めて知りました。
    最初、ガススタンドで、フューエルリッド(給油口)の蓋を開けるスイッチを運転席で必死で探していました。
    すると、スタンドのおじさんが「トランク開けて~。」と云うので、とりあえず開けて、また給油口スイッチを探していました。

    すると、いつの間にか給油口が開いていて、おじさんがホースを繋いでいました。

    「?」

    何のことは無い、普通のガソリン自動車と違って、セドリックLPG車は、トランクに給油口を開けるレバーがあるのでした。

    トランクの中にある写真の手作り間漂うワイヤーを引くと、給油口が開きます。


    ■給油口の中身
    フューエルリッドボディの給油口の蓋は、ガソリン車と何ら変わりませんが、あけてびっくり・・・と云うか、考えてみると当たり前ですが、液化ガスとは云え、ガスなのでじょぼじょぼとガソリンのように入れるわけには行かないので、家庭の壁にあるガス供給口のように、密閉した状態でホースを繋げるバルブが着いています。

    普段は、白いプラスチックのキャップが一応着いていますが、それを外して、ホースをカチッと挿すようになっています。

    但し、ガソリンのように「セルフ給油」は出来ません。必ずスタンドの係員が操作して入れるようになっています。

    ちなみに給油後に抜く瞬間だけ、すこしガスのにおいがする場合があります。火気厳禁。


    ■挿すだけでは入れられないLPガス充填
    燃料タンクのバルブホースを突っ込むだけでは、LPガスの充填は出来ません。
    ホースを挿す前に、赤いバルブ(だったと思う)を、開けてからホースを挿します。
    充填は、満タンになると自動で止まります。
    また、スタンドの充填機によっては、充填量を10リッター単位で指定できるものもあるそうですが、大抵は満タンが基本です。


    ■トランクの奥にLPガスタンクがあります。
    LPガス燃料タンク(容量96L)セドリック営業車や、大抵のセダン型LPG車は、トランクの奥側、後部座席のすぐ後ろにガスタンクが積まれています。
    家庭用のプロパンガスタンクを横倒しにしたような形ですが、自動車用は車両専用タンクだそうです。

    ガス補給に行く時に、少し注意しないといけないのは、旅行時など、大量の物を運んでいる際に、充填に行くとトランクのこのバルブに手が入るようにしないと充填が出来ません。

    バイフューエルと云う、ガソリンとLPG燃料の両方が使えるハイブリッド車もガスタンクはこの位置にあるようです。
    クラッシュスペースやメンテナンスの観点から(ガスタンクは6年に一回、タンクを外して検査が必要なため)、この位置になっていると思います。トラックなどは、荷台の横に着いていたりします。ワンボックスは荷室の一角に置かれているようです。

    余談ですが、CNG(Compressed Natural Gas)と云う、圧縮天然ガス車が最近は増えてきましたが、あのガスタンクはLPGより大きいものが積まれています。
    但し、液化ガスに比べて満タン容量が少ないのが、CNG車普及のための課題だそうです。


    ■燃料計は2箇所にある。
    燃料計LPガスの残量を知るには、運転席の燃料計が連動していますが、より正確な残量は、ガスタンクに着いている写真の残量計を確認します。

    と、云っても素人にはよくわからない単位の数字が書いてあります。
    「90」まで目盛ってありますが、「85」の数字が赤字になっています。これは、LPガスタンクは、ガソリンのように「目一杯」充填してはいけない為です。
    ガスタンクに安全装置が着いていて、すりきり満タンにならないでこの赤い数字のあたりで自動停止するようになっています。

    セドリック営業車はカタログ値で96Lタンクですが、この「85」と云うところまでしか充填できないようになっています。


    ■ガスタンクの有効期限
    燃料タンクの製造番号プレートLPG車のガスタンクは、家庭用プロパンガスのタンクと同じように、定期検査が必要です。
    タンク毎に、製造番号で管理されており、定期検査の有効期限は6年間です。これは、自動車の車検とは、別に行います。
    検査は、自動車屋さんでもやっているところがありますが、オートガスも扱っているプロパンガス屋さんに持っていくと云う話を聴いたことがあります。

    わたしのセドリックブライダルは、購入時に検査済みの6年間有効なタンクを着けてくださったので、まだ検査は受けたことがありません。
    クラシックカーイベントで知り合った、自動車屋さんが引き受けてくれると言う事だったので、平成24年になったら持って行くつもりです。

    検査費用は、4万弱と聞いたことがありますが、定かではありません。自動車の検査と別なので高い気もしますが、燃料の値段が安いので、6年に1回であれば、簡単に燃料代で相殺できます。



    ■LPG専用エンジン 日産NA20P型(1,998cc)
    日産・セドリックブライダル・LPG車のエンジン(NA20P型)さて、LPG車のエンジンですが、基本的にガソリン車のエンジンと本体構造は同じです。ガソリン車を後からLPG車に改造することも出来ますし、改造してLPG車として売っている車両が現在もあります。

    しかしメーカー製のLPG車は専用エンジンとしていて、日産のセドリック営業車とクルーは、このNA20P型が主流です。Pが着くのがLPG専用の証です。やった人はいないでしょうが、多分燃料系統をガソリンに交換しても動くと思います。

    【スペック】
    エンジン型式:日産NA20P型(LPG専用)
    水冷式直列4気筒SOHC 1,998cc ベーパーライザー経由のキャブレター式
    最大出力:82ps/4,600rpm
    最大トルク:16.2kgm/2,400rpm
    ※1999年式の数値。
    ※2010年9月以降は、NA20PE(液体燃料噴射式)に移行した。


    ■ベーパーライザー
    日産・セドリックブライダル・LPG車ベーパーライザー(NA20P型)これが、LPGエンジンたる証、ベーパーライザー(気化器)。
    液化石油ガスなので、液化したものを一旦ここで気化し、それからキャブレターに送ると云う仕組みになっています。
    0度以下の極寒の地では、ここやタンクからここに来るパイプ内で燃料が凍りついてしまうことがあるようです。

    また、メンテナンスとして、「タール抜き」と云うのが必要なようです。
    気化する際に、タールが溜まるらしく、営業車で3ヶ月に1回ぐらいと聞いたことがありますが、この装置についているレバーを横倒しにして、タールを抜くドレンを開放すると云う作業があります。
    但し、年間1万キロ未満のわたしのセドリックブライダルでは、ドレンからタールらしきものが垂れてきたことは一度もありません。
    殆ど気にすることもなく、思い出した頃に、やっている程度です。

    ■バッテリー
    カスタムグレードの装備ページでも書いていますが、LPG車は、比較的大き目で、セドリックブライダルには、「80D26R」あたりのバッテリーが着いています。
    冷間始動時のクランキングが長いのが一因と思われます。
    (リンクをクリックすると別ページで開きます。)

    わたしのセドリックブライダルの場合、自家用使用ですが、購入当時のバッテリーは、1年半程で寿命が来ましたが、2個目以降は、2年以上経過しても普通に使えています。

    | LPG自動車なのだ! LPG車の装備 | 18:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

    COMMENT

    当方もプロパン乗りです。

    初めまして・・・。

    いきなりですが、ボンベのバルブ、写真にも写ってますが、
    「赤色」が「取り出し」つまり「エンジン側」
    「緑色」が「充填」つまり給油口側となります。

    あと、LPGスイッチ、これはオルタネーターの電気が
    来なくなったときに(=エンジンが止まったとき)に
    電磁弁を閉めて流出を止めるための物です。
    もしオルタの故障時等にエンジンを動かして対比するなどの時には
    「emergency」側に手で押し続けます。
    (これでバッテリーの電気で弁が開く)

    ちなみにタクシーの場合、もしジャックされたらこのスイッチを
    切れと言われているそうな・・。知っている人少ないから
    ジャックしても100m走ってエンストというオチ

    あと、LPGスペシャルエンジンは吸気バルブが違うんですよ。
    ガソリンで潤滑出来ないから耐久性上げているわけ。

    | お祭り好きの電気屋 | 2015/11/09 20:02 | URL |

    充填所の方に記事の内容を確認してもらったほうがいいと思います。

    充填時に開け閉めするのは緑のバルブではないでしょうか。

    的外れなコメントでしたらすみません。

    | | 2017/02/12 20:01 | URL |















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